壮絶な人生

さて、学校のクラスメートが、ほぼ難民の方だと説明したと思います。
先日のクラスの時に、両脇にいて教科書をシェアしていたバーミーの女の子達と説明しましたが、どうやらタイ出身の様子です。
ミャンマーとタイの国境の辺りに住む、少数民族のKaren族であることが分かりました。

カレッジのクラスメートが利用できる、Blackboardという掲示板みたいなのがあるんだけど、そこに自己紹介の欄があって、そこに自己紹介を書くと、先生からextraポイントをもらえるので、私は一番にそこに自己紹介を書きました。
その後、何人かの人が自己紹介を書き込んでいたので、それを見て絶句。。。

私は、簡単な自己紹介と、東京の生活は通勤電車が大変だったとか、こちらは冷蔵庫も道路も何でも大きくて日本とは違うとか、そんなノンキな事を書いていたんだけど、他の子の自己紹介を読んで、恥ずかしくなりました・・・。

一人の子は、教科書をシェアしていた女の子なんだけど、Karen族だと書いていました。
そして、その子は現在19歳。4年前にアメリカに来たと言っていたので、15歳まではミャンマーとタイの国境付近に住んでいたとのこと。
お金がなく、両親は子供たちを学校に行かせることもできず、毎日、その日ぐらしで食べる事ができない日もあったとのことです。学校に行かず、食べるために働いていたので、基礎的な教育も受けていないみたいです。
アメリカに来てから、英語を勉強し、数学を勉強しているといっていました。
この子は、看護婦になりたいとのこと。

もうひとりは、あまり過去のことには触れていなかったけど、2008年からアメリカに移民してきているとのこと。タイ出身の19歳の子です。
この子も看護婦になりたいとのこと。

もう一人の子は、ミャンマー出身のKaren族。
ミャンマー軍からの襲撃から逃れるため、1週間ほど森の中を移動し、軍人が近くにいることがわかると、移動するという生活を強いられたとのこと。(ミャンマー軍は民族浄化活動を行なっている)
難民キャンプにたどり着いた時には、食べるものも教科書もあり、ずっとそこで暮らしたいと思ったと書かれていました。
この子は医者になりたいとのこと。

みんなに共通して言えることは、アメリカで勉強して看護婦や医者になって、自分のふる里への恩返しをしたい、戦地で負傷した人を救いたいという思いがあるということです。

自分がどれだけ恵まれた環境で育ってきているかが、よくよく身にしみました。。。

少し、このKaren族について調べてみたんだけど、どうしてミャンマー軍からの激しい民族浄化を受けているのか?というと、 ビルマ独立直後である1948年2月11日にカレン族が独立・自治を求めて大規模デモを行ったのが由来だそうです。
そして翌1949年1月31日(革命記念日)にはビルマ政府の弾圧に対してカレン族がついに蹶起し、現在に至るまで内戦を展開中とのこと。
また、Karen族が住む村の近辺にダムが作られるようになって、その産業環境破壊と利益の為に、Karen族の村が次々と襲撃を受けて、消滅させられているとのこと。

このような民族の衝突や迫害などは、世界中のいろんな所で今も起きているということを、改めて痛感させられました。

まだまだ続けて調べてみます。

先日、サンドイッチ状態で教科書をシェアしていたクラスメートの子達ですが、私の自己紹介を見て「お菓子作りすきなの?」と聞いてきました。
「そう、お菓子作るの大好きなの」
と答えると「ケーキ作ってみたい」とのこと。
今度、一緒にお菓子作りをしよう!ということになりました。

お菓子は、普通に食べるものがあって、その上での贅沢品。
この子の目は、ケーキと聞いて輝いていました。

きっと、お菓子作りをしたことがないんだろうな・・・こんな私でよければ、知っていること何でも教えるよ!
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by binglish | 2012-09-03 10:07 | 学校


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